日本の伝統技術を何十年、何百年と支え、また最先端の精密加工を実現してきた多くの職人の中でも『匠』と呼ばれる選ばれた人たちは、職人技の伝承者としてだけでなく、芸術性を追究するアーティストとしてもその価値を評価されるべき存在です。
伝統を大切に守り育んできた心と、古(いにしえ)より続き現代へと発展した最先端の匠の技を集約した作品をつくりTAKUMIとして世界にその真価を問う。それが 『匠プロジェクト』です。
日本の異なる地域、さまざまな業種、優れた素材、そして匠の技、それらを集結させて唯一無二の最高の品をつくる。広く世界各国の多くの人々に日本の伝統工芸の心と技術、おもてなしの心を伝えるのに相応しい作品は何か?そして選ばれたのがチェスセットとポーカーテーブル。世界中のチェスプレイヤー、ポーカープレーヤー、コレクターの目と心、全身を躍らせる作品をこのプロジェクトの最初の作品としてお楽しみください。
匠プロジェクトについて
匠プロジェクトをご訪問いただきありがとうございます。
このプロジェクトチームの一員としてプロデューサーを務める山久漆工の山本です。
日本の伝統工芸は、これまで「職人技」としては評価されている一方で「芸術性」としての価値は過小評価されているのが現状です。
この匠プロジェクトは、伝統工芸に限らず、日本の優れた技術の芸術としての価値を発信し、世界がその価値を正当に評価してくださることを目指した取組みです。それは、日本において伝統を大切に守り育んできた心と、古(いにしえ)より続き、現代へと発展した匠の技を集約した作品をつくり、「TAKUMI」として海外へ展開する活動でもあります。
匠の技とは、伝統工芸から現代の最新技術まで、日本のさまざまな業種、素材の優れた技術を対象とし、誰が見ても完成品を「一流品」と呼べる技のことだと考えます。