匠チェスセット
![TAKUMI Chess Set](https://takumi-project.jp/wp-content/uploads/2021/03/im-chess01-1024x681.jpg)
チェスは世界でも最も愛好家が多いゲームで、欧米を中心に競技人口は5億人とも7億人とも言われています。富裕層の中でも人気が高く、チェスピースにこだわりをもつ人も少なくありません。今回の作品には、世界で高い評価を得ている漆芸・蒔絵(山久漆工、他)と金属切削技術(ヒロセ工業)の融合による究極の美が凝縮されています。チェスピースの形状は、デザイナーの鈴木尚和氏により日本の戦国時代の武将や姫、城、僧侶、騎馬、歩兵が表現され、その衣服や鎧などに美しい絵柄を加飾。チェスボードは「戦いの大海原」が表現されています。
匠チェスセットについて
その昔、甲冑や刀や道具類の金属には、漆がふんだんに使われていたことから、硬く冷たい金属から柔かく優美な形に加工されたチェスピース本体に、熟練の漆職人と蒔絵職人の妙技により日本人ならではのチェスを実現。
個々のチェスピースには戦国時代の戦の役割を与えるために艶雅な衣装や装飾を施し、覚悟や意気込みまでもがプレーヤーに伝わる。そんなチェスピースを作り上げるために一切の妥協を排した最高の材料と匠の技を惜しみなく使ってアートと呼ぶに相応しい作品に仕上げました。
普通はチェスの対局は黒と白に分かれますが、匠プロジェクトでは最も代表的な漆の色である黒と赤(朱)のセットでチェスピースを分けています。
黒のセットは銀やプラチナを主体に色々な金粉を使用して表現、赤のセットは金を主体に色々な形の金粉を使用して表現しています。
特別なご依頼やカスタムオーダーは大歓迎です。 自分だけのチェスセットのご依頼、匠のデザイン、漆、金属切削技術を駆使したその他の作品もお気軽にご相談ください。
匠チェスセット・クリエイター
製造監修
山本 泰三(山久漆工株式会社)
製造企業
ヒロセ工業株式会社(金属加工、京都)
株式会社 西本(加賀蒔絵、石川)
山久漆工株式会社(越前漆器、福井)
プロダクトデザイン
鈴木 尚和(造形作家、SPAZIO WORKS)
写真
森 健児
内木 洋一
協賛
ヒロセ工業株式会社
山久漆工株式会社