匠ポーカーテーブル
伝統工芸の匠の技と現代家具の製造技術の融合。
世界各国に多くのファンを有する社交的な知的ゲームであるポーカーを、世界に類のない最高級ポーカーテーブルで楽しんでもらいたい。その思いで、日本が誇る一流の匠の技を惜しみなくつぎ込みました。
全体設計は、建築家の大塚孝博氏が行い、蓋の部分は、日常の中で追求された日本独自の美、日本人に寄り添った美として高い人気を誇る琳派「紅白梅図屏風」をイメージ。漆黒に広がる霧に映える梅を「夜霧の梅図」として表現しました。
本体内側には4面を「日本の四季」を表現した美しい蒔絵で飾りました。
匠ポーカーテーブルについて
通常は上蓋をかぶせ、ゲーム中はイーゼルに立てかけてアートとして鑑賞できるようになっています。
越前漆器の匠の技
表面に描かれたデザインは、尾形光琳の『紅白梅屏風図』をモチーフにし、平面的な絵画を1500年の歴史を誇る越前漆器の匠の技による塗りと蒔絵によって立体的に見せ、中央には特殊な加工で奥行きのある美しい流水を表現しています。
テーブル内側面
日本の四季を表現した蒔絵
ゲーム中にプレイヤーの目に入るテーブル内側面には、春の「桜」「菖蒲」、夏の「海松波」「曳舟」、秋の「蜻蛉」「紅葉」、冬の「荒磯」「雪華」と、日本の四季を表現した8種類の蒔絵を施しています。非常に高価な本金をふんだんに使い、磨き高蒔絵と呼ばれる高度な技法で描かれた蒔絵の世界を、常識を超える約6メートルに渡る長尺にてお楽しみいただきます。
プレイヤーがドリンクなどを置くために使用するカップホルダーは錫の鋳物で制作。黒革の肘掛の間から見える錫の風合いは、小さいながら匠の技と受け継がれた伝統工芸品として存在感を出し、贅沢な空間を演出します。
鹿革のような柔らかいタッチ
テーブル表面の仕上げは一般的なフェルトでは無く、鹿革のような柔らかいタッチの人口皮革のラムースを使用。日本伝統工芸の色彩として黒紫色を採用し、カードが手に取りやすく見やすくなるように工夫しています。内側側面の高級蒔絵とのバランスもよく、一層高級感が醸し出されます。
茶筅を表現したブラックステンレス
脚には茶道に使われる茶筅を表現したブラックステンレスを使用。8ミリΦのかなり細いパイプを等間隔で取付け、テーブル全体を見た時に有機的なフォルムで日本家屋の縦格子のようなモアレが現れます。
金のポーカーテーブル
金のポーカーテーブル
黒のポーカーテーブル
黒のポーカーテーブル
特別なご依頼やカスタムオーダーは大歓迎です。自分だけのポーカーテーブルデザインを実現するために、テーブルサイズ、漆の色、蒔絵の図案など、お気軽にご相談ください。
匠ポーカーテーブル・クリエイター
ファウンダー
岩本 隆(ケンブリッジエンターテイメント株式会社)
山本 泰三(山久漆工株式会社)
渡辺 究(株式会社グリーンフィールド・オーバーシーズ・アシスタンス)
アドバイザー
西山 雅彦(Nデザイン)
吉川 健彦(株式会社 クラフトパートナーズ)
製造監修
山本 泰三(山久漆工株式会社)
製造企業
山久漆工株式会社(越前漆器、福井)
株式会社 西本(加賀蒔絵、石川)
株式会社 柴田漆器店(高岡漆器、富山)
株式会社 能作(高岡鋳物、富山)
マルイチセーリング株式会社(テーブル全体設計・製造、福井)
ディーナイン有限会社(テーブル内金属加工、東京)
プロダクトデザイン
大塚 孝博(大塚孝博デザイン事務所)
写真
山分 正英(クリエーションスタジオ)
協賛
ケンブリッジエンターテイメント株式会社
山久漆工株式会社